馬肉について。

馬の部位

普段何気なく食している馬刺しでもその部分部分によって味も様々です。ここでは馬のどの部分からどのようなお肉が取れるのかを、理解して頂けたら幸いです。
  • 01…コーネ(立髪)
  • 02…ネック
  • 03…ブリスケ
  • 04…くらした(肩ロース)
  • 05…前バラ
  • 06…前肩
  • 07…サーロイン
  • 08…友バラ
  • 09…ヒレ
  • 10…内モモ
  • 11…天丸
  • 12…ラム/イチボ
  • 13…外モモ

宮本精肉店の歴史

宮本精肉店は、大正八年熊本県山鹿市(現さ
くら湯)に創業し、百有余年の歴史と実
績を誇る老舗です。

現在、熊本市を拠点とし、全国に活動して
います。今まで培った経験を生かして、新た
な分野に挑戦することに喜びを感じ、本場熊
本の名にかけても、その姿勢をけして崩さな
いこだわりをもって、本場馬刺し、および黒
毛和牛を新たなる市場に開拓しています。

熊本の馬刺しを季節の御挨拶や御贈答など
にはなくてはならない逸品に加えていただけ
たらうれしいかぎりです。
是非ご賞味下さい。

なぜ宮本精肉店の馬刺しが選ばれるのか

熊本から連想する事と言えば…熊本城、阿蘇、水前寺、天草、そしてやはり「馬刺し」!馬刺しは「くまもと」のどこで食べても美味しい訳ではありません。本当に美味い馬刺しは、少ないのかもしれません。
ただ言えることは、当店は大正八年に創業し、100有余年の歴史と実績を誇る老舗である事実と、馬刺しにこだわり馬刺しだけを追求してきたという事。
「熊本といえば宮本精肉店の馬刺し」。自信があるから言い切れます。

宮本精肉店のこだわり

  1. 01
    色
    色鮮やかな桜色へのこだわり。
    桜肉と呼ばれる由縁。
  2. 02
    色
    脂肪交雑(しもふり)。
    極め細やかに入った、
    しもふりへのこだわり。
    決して大きなしもふりが
    良い訳ではない。
  3. 03
    色
    肉を見抜く事へのこだわり。
    きれいなだけで美味しくないと
    言う場合もある。
    このような事にならない為に、
    目利きが必要である。
  4. 04
    色
    鮮度が良い馬刺しのみを
    販売すると言うこだわり。
    馬肉は他の食肉に比べ、
    非常に水分が多い。
    その為非常に足が早い
    食材である。

100gの栄養素比較表

種類
カロリー(kal) 110 299 202
たんぱく質(g) 20.1 18.4 18.9
背肺 2.5 23.3 12.8
カルシウム(mg) 11 5 5
リン(mg) 170 140 17.8
鉄分 4.3 1.3 1.1
グリコーゲン(mg) 2,290 674 432

グリコーゲンが食肉中、最大に含まれている
(牛肉の約3倍も含まれている)ので、
甘味が強く低カロリー高タンパクである為、
子供から老人まで安心して食べる事が出来ます。
「薬膳料理」は「馬肉料理」には敵いません。

馬刺しの歴史

馬刺しは常に熊本の歴史と共に歩んできました。ここでは、熊本の歴史と馬刺しとの関係をお話しましょう。

 

加藤清正の人物像を話させて頂きます。加藤清正は天正十六年(1588)肥後半国の領主として隈本城に入り関ヶ原の戦い後、肥後五十四万石の大名となる。

熊本においては、日本三名城の一つである熊本城の築城に着手し慶長十二年(1607)完成させたといわれ、隈本を熊本と改名しました。そして、全県下に亘る土木・治水工事をはじめ、干拓・開墾・交通の便の為の街道つくり、産業の奨励、学問の奨励・文化の開拓等限り無い程の偉業を遂げられた方としてあまりにも有名です。また、牧場の開発に力を入れ、5ケ所に牧場を設けられ、名馬を育てられるなど馬とのかかわりは深いようです。

武将としての清正公は、勇猛なばかりでなく、常に大義名分を重んじ、上には忠と義をもって、下には慈悲と情を以てあたられました。このように清正公は、至誠にして高潔な人格者であり、熊本県民にとっては、熊本発展の礎となる有形無形の役割を果たされた大恩人であります。そのような方ですので、熊本県民は、加藤清正のことを”公””さん”の二重の敬称をもって「せいしょこさん」(清正公さん…と書いて)と呼んで尊崇敬慕しています。